【Emacs】5分でわかる!効率的なパッケージリストインストール

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こんにちは。iQeda [@iQeeeda] です。

今回は Emacs の M-x package-list-packages のコマンド入力方法と、
フラグを使ったパッケージの管理方法について解説します。

M-x package-list-packages のシンプルな使い方については、
かなり詳しく解説をしているので以下の記事を参考にしてください。

M-x package-list-packages とは

前回の記事の復習となりますが、M-x package-list-packages は…

init.el に登録しているリポジトリからパッケージ情報取得できていれば、
パッケージ一覧を表示して、インストールもできる。

…な、コマンドでした。そして、以下の手順でパッケージインストールする方法を解説しました。

  1. 欲しいパッケージの行にカーソルを合わせて Enter を押す
  2. パッケージ詳細画面に遷移する
  3. [インストール] ボタンから実行する

フラグを立てて一気に実行する

上記方法でもよいですが、一度に複数のパッケージを導入したい場合もあると思います。
そんなときもっと効率的な「フラグ」を用いたインストール方法があります。

リスト画面上で欲しいパッケージに「インストールフラグ」を立てておいて、
あとでフラグ実行すると、まとめてインストールできる…といったものです。

実際にインストールフラグを立てて実行してみる

リスト上でインストールしたいパッケージの行に移動したら i を押してみましょう。
それでインストールフラグが立ちます。x でフラグが実行されます。

package-list-packages で使えるフラグ

パッケージの削除フラグも立てることができます。

キー概要意味
iインストールフラグをつけるinstall
d削除フラグをつけるdelete
uフラグを除去するunmark
xフラグの実行execute

その他 package-list-packages で使えるコマンド

キー概要意味
rパッケージ一覧の更新refresh contents
?パッケージの概要を表示
n次の行へ移動next
p前の行へ移動previous
hhelphelp
q終了quit
H不要なパッケージ名を入力すると非表示にするhide package
(H の表示・非表示を切り替えるtoggle hidden
f入力文字を含むパッケージだけ表示してくれるfilter

特に使えるのが最後のフィルター機能ですね。

欲しいパッケージ名が分かっているときは ⌃ s で検索してもよいのですが、
f のフィルター機能でパッケージ表示を絞った方が早く見つかります。
フィルター解除したいときは ( を押してください。

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