こんにちは。iQeda [@iQeeeda] です。
弊社の給料日は毎月 25 日でして、役員報酬もその日に支払っています。
あろうことか、その支払いを忘れてしまいました。(自分の分だけでよかった…)
役員報酬は本来損金にできませんが、毎月同じ日に同じ金額を支払うことで損金にできる【定期同額】という考え方があります。しかし一回でも役員報酬の支払い遅れがあっては同期同額と見なされない可能性がでてきます!今回はそんなやらかし対処法をシェアします。。。
まずは税務署に相談しよう
税務署が【定期同額】かどうかを判断するわけですから、まずは税務署に相談の電話をしましょう!
給料日に役員報酬の未払い計上をすれば (会計上は) セーフ
あまり大きな声では言えない感じでしたが「給料日に役員報酬の未払い計上」の会計データを作っておけば、ひとまず税務署からツッコまれないだろう…という回答を得ることができました。
私の場合…
- 7/25 が本来の役員報酬の支払い日
- 7/27 に振り込み忘れに気付いて振り込んだ
…といった状況だったので
- 7/25 に未決済の役員報酬の支出の取引データを作成する
- 7/27 の明細と 7/25 の取引を紐付ける (消し込む)
…をすることで、あたかも 7/25 に役員報酬の支払いがあった会計データを表面上つくれました。
あとは決算処理の税理士さんに一言伝えておくといいんじゃないでしょうか。
当然のことながら何度も支払い遅れがあるとマークされると思うので、今後は注意は必要です。。。
会計 freee で消し込みデータを作る方法
まず未払い計上のデータをつくる
「取引 > 取引の一覧・登録」
より、下記内容で登録することで未払い計上の処理が可能です。
- 収支「支出」
- 決済「未決済」
- 発生日「給料日」※ 今回の場合は 7/25
- 勘定科目「役員報酬」
- 金額「報酬金額」
同期で取得した明細データで消し込み処理をする
私の場合、会計 freee と PayPay 銀行アカウントの同期処理で明細データを取得していました。なので、そこで取得される 7/27 の明細データで消し込む必要がありました。
「取引 > 自動で経理」
より、「未決済取引の消込」の操作で消込処理が可能です。
詳しくは「口座に取得した明細から決済登録を行う(自動で経理)」のヘルプページを参照ください。
すでに明細データの取引登録しちゃった場合、どうやって消し込むの?
現時点ですでに明細データを取引登録してしまった場合、一度取引データを削除することで再度「自動で経理」画面から操作できるようになります。
詳しくは「自動で経理で登録した取引を解除したい」のヘルプページを参照ください。
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