こんにちは。iQeda [@iQeeeda] です。
2019 年度の確定申告が無事完了しました。
この年に東京から福岡に引っ越したのですが、面倒ごとは多かったです…
e-tax による所得税の申告・納税は IT リテラシーが多少あっても苦労します。
備忘録も兼ねて「引っ越した場合の freee の確定申告で気をつけるべきこと」をまとめました。
引っ越しで住所変更した人が気をつけるべきこと
地代家賃が難しい問題
確定申告では地代家賃を入力します。
入力する「本年中の賃貸料」とは、その年の「地代家賃」です。
レポートメニューの試算表の「地代家賃」の「借方金額」を参照すると、合計の賃貸料がわかります。
僕は東京・福岡の自宅で仕事をしたので、合計の賃貸料 1,089,142 円の 25% を家事按分して、
272,286 円を経費として計上しました。
(東京と福岡それぞれの賃貸料は自分で計算しました)
家事按分の設定方法は freee 公式のヘルプを見るといいと思います。
家事按分を設定しておけば、下記のような自宅の費用も何割か経費にできますよ。
- 毎月の町内会費
- 雑費
- 電気代
- 水道光熱費
- インターネット料金
- 通信費
勘定項目
地代家賃
僕の場合、以下を「地代家賃」としました。
- 自宅 兼 事務所の家賃 (引越し前)
- 自宅 兼 事務所の家賃 (引越し後)
- 共益費
- 礼金
敷金の勘定項目は?
今回はなかったんですが「敷金」の計上は複雑です。少なくとも地代家賃に勘定できません。
しかし「礼金」は地代家賃に勘定できます。
以下サイトで詳しく「敷金」の勘定項目について説明されているので紹介しておきます。
引っ越し絡みの経費の勘定項目は?
ちなみに、引っ越し絡みの経費は以下のようにしました。
- 不動産屋の仲介手数料
- 雑費
- 引っ越しの荷物輸送
- 雑費
- 家のドア鍵の交換代
- 消耗品費
【おまけ】コワーキングスペースの利用料 (月契約) の勘定項目は?
最初「地代家賃」としてたんですが、色々と複雑になるだけなので「賃借料」で勘定しました。
どの勘定項目が適切なのか?…は様々な見解があるようです。ご自身の判断でお願いします。
電子証明書の失効
HUBH016E:添付された電子証明書は、発行された認証局において失効とされています。
こんなエラーメッセージが出た人は要注意。
市役所の市民課あたりに電話してみましょう。
引っ越しをすると「電子証明書は失効する」ので、市役所で更新が必要です。
電子証明書の有効期限切れ
引っ越しをしている、していないに関わらず、
マイナンバーカードに記載された「電子証明書の有効期限」が過ぎていてもエラーになるかもです。
※ 僕は今年、有効期限切れになるのでまた市役所に行かないといけないです。
マイナンバーカードに印字された住所を変えるだけではダメ
僕は転入届を出すとき、マイナンバーカードに印字されている住所は変更したんですが…
「電子証明書の更新」はしていなかったため、このようなエラーが出てしまったようです。
市役所に行くとすぐに対応してもらえて、更新が即反映されました。
必要品は各自で問い合わせてほしいのですが、僕の市役所では以下のものが必要でした。
- マイナンバーカード
- 署名用電子証明書のパスワード
- 運転免許証などの身分証明書
利用者識別番号の発行と暗証番号の新規登録は不要
市役所で更新が必要なんてつゆ知らず、
上記リンクから「利用者識別番号の発行と暗証番号の登録」をやり直してしまいました (4回)。
これをやっても、電子証明書が失効していてはエラーが表示され続けます。
さらには、税務署から連絡がくるのでやってはいけません。 (翌日に電話がきました)
【毎年】マイナンバーICカードリーダー反応しない問題
freee でも紹介されているマイナンバーICカードリーダー「ACR39-NTTCom」ですが、
PC に接続するにはドライバをインストールする必要があります。
それ知らなかったー!という人は、以下のリンクからドライバインストールできますよ。
確定申告前に PC の OS アップデートをするべきではない
気をつけないといけないのは…OS アップデートするとドライバが反応しなくなることがあります。
※ ドライバあるある
確定申告前、迂闊に PC のアップデートしない方がいいですね。
やってしまった人は別の PC で動作確認してみましょう。
またドライバとか関係なく、普通にマイナンバーカードを読み込んでくれないことも多いです。
認識されないときは「USB ケーブル抜き差し・PC 再起動」するのも効果的ですよ。
関連記事
お仕事ください!
僕が代表を務める 株式会社 EeeeG では Web 制作・システム開発・マーケティング相談を行っています。 なにかお困りごとがあれば、Twitter DM や Web サイトからお気軽にご相談ください。
カテゴリ「Work」の最新記事
コメント