【open】Macコマンドから一発でフォルダ・ファイルを開く方法

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こんにちは。タクマ™ [@suwaru_blog] です。

いきなりですが、エンジニアの方に 1 つ質問です。

Mac で Terminal などのコマンドラインツールを操作していて、
「Finder で」このフォルダを開きたい、あのファイルを開きたい!

…と思ったとき、どうやっていますか?

非効率なファイルの開き方: マウスで手動

僕はちょっと前まで、以下の手順でフォルダ・ファイルを開いていました。

  1. pwd で今のパスを確認
  2. Finder を起動する
  3. 目的のフォルダまで移動
  4. 目的のファイルをダブルクリック

「めんどくさ〜」と思いながら、思考停止でこの方法を続けていました。
実際、こんなことしなくても、コマンド一発でフォルダ・ファイルを開けたのに…

Mac のフォルダ・ファイルを開く open コマンド

# 今いるフォルダを Finder で開く
open .

# hoge.txt をデフォルトアプリで開く
open hoge.txt

すごく簡単ですね!

この open コマンドを使いこなせれば、
コマンドライン上からすぐ他のアプリを起動することができます!

open コマンドについて

open コマンドは Finder のダブルクリック操作に相当します。
フォルダ、ファイル・URL を開くことが可能です。

  • フォルダの場合
    • Finder でそのフォルダを開く
  •  ファイルの場合
    • デフォルトのアプリで開く
  • URL の場合
    • デフォルトのブラウザで開く

デフォルトのアプリ確認方法

ファイルを右クリックして「情報を見る」を選択
「このアプリケーションで開く」からデフォルトアプリ変更可能

open コマンドの使い方

フォルダを開く

# 今いるフォルダ (カレントパス) を Finder で開く
open .

# デスクトップを Finder で開く
open ~/Desktop

ファイルを開く

# 画像を開く
open test.png

# 複数画像を一気に開く
open test1.png test2.png

# ワイルドカードを使って一気に開くこともできる
open *.png

HTML ファイルの場合

# ブラウザで html ファイルを開く
open index.html

# -t オプション: デフォルトアプリで html ファイルを開く
open -t index.html

# -e オプション: テキストエディット.app で html ファイルを開く
open -e index.html

URL の場合

# ブラウザで URL を開く
open https://google.com

オプション

なにやら複雑なこともできそうですが、
ここではよく使いそうなオプションをまとめてみました。

  • -a
    • application の略
    • デフォルト以外のアプリで開きたいとき、そのアプリをパス指定できる
      • 拡張子 .app は付けなくてもよい
    • ファイルを指定しなかった場合、単にアプリが起動する
    • Applications/ 配下のアプリであれば、アプリ名での指定も OK
      • ex) open -a Emacs foo.txt
    • アプリ名に空白を含む場合、ダブルクオーテーションで囲む必要がある
      • ex) open -a "Adobe Illustrator 10" hoge.ai
  • -R 
    • reveal の略
    • ファイル名でも Finder で場所を開く
  • -n
    • new の略
    • すでにファイルを開くべきアプリが起動している場合、アプリを新規起動して開く
  • -g
    • background の略 
    • アプリを前面表示せず、バックグラウンド状態で開く

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