はじめまして。iQeda [@iQeeeda] です。
仕事は Web サイトやスマホアプリを作るフリーランスのプログラマです。
まえがき
Suwaru Blog
このブログで書きたいことは…- プログラミングの学習方法・知識
- 現在フリーランスである僕の人生の考え方
- 今までやってよかったこと
- 買ってよかったもの
などなど、ジャンルの括りとしては IT ・ライフハック系になりますが、
ざっくばらんなテーマでやっていけたらなと思っています。
iQeda とは何者なのか?いや、何者でもない
今回は僕の自己紹介・経歴をはさみながら
マイペースに座ってできる仕事を続けたら人生が少しずつ豊かになってきた
というテーマで話を進めていきます。
何者でもない僕が大事にする人生 4 つの教訓
決して順風満帆な人生を送っていない僕ですが、
これまでに培った教訓をお伝えします。
- 本当の自分を偽るな
- 誰しもが高いコミュニケーション能力を必要ないことを知る
- 努力が苦にならない仕事を選べ
- 仕事が向いていなければ 3 ヶ月で見切りをつけろ
なぜ僕はこの考えに至ったのか?お話します。
〜 29才 : 立ち仕事
僕自身は 2019 年現在 32 才で、その経歴はぐちゃぐちゃなんですが…
- 18 才
- デザイン系の専門学校に入学
- 当時、ファーストフード店でアルバイトをしていた
- 22 才
- 文系大学の法学部に入学
- 当時、居酒屋でアルバイトをしていた
- 26 才
- 某大手ラーメン屋の正社員として就職
- 27 才
- たった 1 年半で離職
- 28 〰 29 才
- 暗黒期 (何をやっていたかさえ、あまり覚えていない)
- 30 才
- プログラミングと出会う
- 初のデスクワーク
全てのはじまりは飲食業のアルバイト
「なぜラーメン屋の正社員になったのか?」というと、
みんなと楽しく働いた経験はきっと他のところで社員になっても活かせるはず…
と、要はあまり考えずに会社に入りました。
海外ラーメンブーム最中の激アツブランドだったとか、
一応そういう理由もありましたが、
就活がめんどくさかったので内定をもらったらすぐに入社を決めてしまいました。
はじめての就職は大失敗
2013 年、僕は新入社員として関東の店舗に配属されました。
控えめにいって地獄だったんですが、具体的にいうと…
- あまりの忙しさ・労働時間・残業、休みの少なさが地獄
- 1 日平均 12 〜 15 時間、休日は年間で十数日
- 店に泊まることもあった
- 社員やアルバイトの人間関係が地獄
- 正社員なのにアルバイトより仕事できずに萎縮
- 大声で怒鳴られたりして怖かった
- 年俸制 (ボーナスなし) の 30 万円の給料が地獄
- 最初は「新入社員で年間 360 万円なら全然いいじゃん」と思っていたが。。。
- 暗黙的に残業代をつけない過酷な労働環境で割に合わないと思うようになる
結局 1 年半ほどでラーメン屋を辞めてしまいましたが、
その後も飲食業を続けていました。
当時、自分の強みはなんだろうと考えた
そして気づけば、アルバイトの時代から数えて 10 年間も飲食業界にいました。
当時の心境としては…
というか、ここまできたらそれしかもう出来ないし!
そう自分に言い聞かせ、そう思い込むようになりました。
何も残らなかった 10 年間
その後も転々と職場を変えたものの、
「低賃金・人間関係が上手くいかない」この負のスパイラルから抜け出せませんでした。
次第に絶望していき、
やっと自分が飲食業界に向いていないと気付いて、そこで足を洗いました。
他の仕事をはじめても人生は簡単に好転しなかった
ピンクなホテルのルーム清掃をしたりもしました。
脛に傷持ったようなスタッフばかりでボコボコに絞められました。
この状況を誰かに相談することもできずにいました。
当時の振り返り
後になってからですが、なぜこんなにも大変な思いをしたのか理由を考えてみました。
本当の自分を偽るな
環境による錯覚
- 居心地が良かっただけの経験年数に因われてしまった
バイト先の内輪ノリが好きなだけでした。
楽しさのあまり勘違いしていたのです。
その仕事が好きなのではなく、その職場環境が好きだったということを。
ぬるま湯にいると自分の実力が見えなくなる
そして働きながら思いました。
自分はもっと動けたはず…なぜかうまくいかない…
まるで仕事が得意になった気でいないか?
たまに自問自答してみるといいと思います。
その庭から出たときが本当の実力・本当の自分なのです。
明らかな事実から目を背けるな
- そもそも長時間立ち仕事をするだけの体力がなかった
- 小さい頃から運動が苦手。どんくさい
- ダラダラしているように見えると何度も注意される
- 猫背
- 覇気はない方
- 友達と行くスノボも一番上達が遅い
- ボーリングもスコアも 60 とかでチーム戦で足引っ張る
過去を思い返すと、
僕が接客業・体を動かす仕事に向いていないのは火を見るより明らかです。
ラーメン屋の厨房で働いていたときは、
本当に苦手なスポーツをしてる気分で、学生時代のトラウマが蘇りました。
誰しもが高いコミュニケーション能力を必要ないことを知る
- アルバイト当時、自分のコミュ力が低いことに気づいていなかった
- 一部の友達・常連さんと仲良くしているだけでコミュ力が高いと錯覚していた
- その環境に慣れきっているだけで決して接客が得意ではなかった
- 今でも飲み会とかボーリングとか気まずいから行きたくない
僕は大学の自己分析や就職面接で
料理はクリエイティブだから興味がある(笑)」
という風に言っていました。。。完全に嘘です。
就活で「自分の人間性」については嘘をつかない方がいい理由
問題の本質は「話を盛って会社に入ったこと」ではなく
「自己暗示した結果、向いていない業界を選んでしまったこと」と思っています。
そのようなことを言われたことはありませんか?
僕の身の回りや就職先の候補では
確かにそういった人が本当にリーダー職についたり、もてはやされることが多かったです。
と思っていました。
だからこそ就活で自分を大きく見せようとしてしまったわけです。
身の周りで起きていることが全てに当てはまるわけではない
十分にお金を稼ぐ人がいる事実があります。
考えてもみてください。
世の中には色々な性格の人間がいて、そんなノリについて行けない人は大勢います。
あなたの身の丈にあった仕事はいくらでも存在しますし、
そういう性格の人たちが過去に仕事を開拓してきました。便乗すればいいのです。
僕が思う最低限のコミュニケーション
人や業種によってはもっと何もしなくていいかもしれませんが、プログラマの僕の場合の最低限のコミュニケーションは…
- すぐにメール・チャット返信を返す
- 15 〜 30 分ぐらい考えても仕事が進まないぐらい詰まったら横の人に相談する
- タスクがなくなったら聞く
こんな感じでしょうか。これぐらいはできそうじゃないですか?
僕は依然としてコミュ力が低いです。
しかしこの最低限さえ守っていれば大丈夫な環境です。
努力が苦にならない仕事を選べ
- 料理のスキルがないのに正社員になって肩身の狭い思いをした
- 生まれてこの方まともに料理をしたことがなかった
- 仕事の時間外で料理をしようとも思わなかった
ここで問題なのは、その瞬間のスキル不足・体力不足ではなく、
スキルアップや体力づくりを労働時間外で頑張れないことでした。
「時間をかけてでも問題解決する価値があると自分が思えるか」の意思が非常に重要です。
正直、気が乗らないならその仕事は辞めてしまった方がいいと思います。
しかし、自分が苦手とする分野で挑戦するのは無謀です。
適性重視で仕事を選ぶことのメリット
社会人になると 100 点満点の上限なんてありません。
得意なことを伸ばしていくことが効率のよい生き方です。
小さい頃からまともに運動もしたことがない人間が
甲子園常連の野球部に入っても他の部員に簡単に追いつけません。
- 人並み以上に成果を残せる仕事
- 一般人相手にマウントを取れる仕事
- スキルアップが苦痛にならない仕事
この辺りの仕事が見つかると人生がイージーモードになります。
人生詰みかけた30代でもやりなおせます
ガラっと業種を変えてみる
とはいえ何が得意なのか自分でも分かっていませんでした。
なのでガチャを回す位の気持ちで転々と職場を変えていきました。
転機が訪れたのは、コールセンターで電話対応の仕事をはじめたときでした。
どんな電話の仕事をやったか
- 電話でスマートフォンの操作方法を教える仕事
- 法人に対してサービス利用料金が未納であると電話をかける仕事
- 電話で NHK 放送受信料を電話料金とまとめないか誘う営業の仕事
- ひかり回線の営業電話の仕事
仕事に対する見方が変わった瞬間
仕事中に座って、しかもお菓子ジュースを食べててもいいなど、
今までの仕事では考えられないことが当たり前になりました。
電話かかってくるまで隣同士でくっちゃべってるし、
ビジュアル系や鬼ギャル、金髪のおじいちゃんが丁寧に電話対応しているのも結構衝撃でした。
電話に多少緊張する・賃金が安いという不満こそありましたが、
とそのとき本気で思いました。気を悪くする人がいたらごめんなさい。
そのあたりから「マジで仕事に行きたくない → まあ面倒くさいけど行ってもいいか」
ぐらい生き方がラクになったのを覚えています。
新しい出会いや考え方が生まれる
ある日のことですが、
お客さんにスマートフォンアプリの操作案内をしているうちに
自分でもアプリを作れるんじゃないかと興味を持ちました。
そこで職場の IT に詳しい人に話を聞きに行きました。
- 職業訓練でプログラミング学習できること
- WordPress というものでアフィリエイト収益を作れること
そういうちょっとネットで調べたら分かることですが、
PC は動画を見るものだと思っていた僕は、
そこではじめてプログラミングについての情報を得たのです。
そして次はプログラマになろうと決めました。
あなたにとって大事な価値観はなんですか?
僕にとって「座って自分のペースで楽しく仕事すること」 は今も変わらず大事なことです。
コールセンターで働いたことで「これ系の仕事の適性があるな」と知れたことが大事なことです。
最近だと「自宅からも働けること」も大事なことになってきていて 、
働く環境もどんどん良くなってきています。
プログラミングはとっつきやすい
今の仕事に不満がなければなんでもよいかと思いますが、
僕はプログラマなのでとりあえずこの仕事を勧めておきます。
- 未経験から 1 年間くらいしっかりやるだけで、目に見えて成長が実感できる
- 成果物が増えると仕事も比例してとりやすくなり、高単価取引できるようになっていく
- 比較的簡単に独立できるので、自分のペースで働きやすい
情報系大学出身の人や、子供のときからパソコンを触っている人は確かに有利ですが
僕も最初ブラインドタッチすらできない状態だったのできっと大丈夫です。
見切りの早さは大事
過去の僕に褒めれる点はほぼないですが、
これは戦略として悪くなかったと思っています。
一社目を辞めるのが怖いのはみんな一緒
基本は楽観的なので会社を辞める決断に全く抵抗感はないんですが 、
初めて会社を辞めたときは、さすがにこの先どうなるんだろうと不安でした。
しかし辞めたところで死にはしないしすぐ慣れます。
大事なのは一歩踏み出す勇気
無責任に聞こえると思いますし、他人の責任なんて取れないけど、
僕は本当にそう思っています。
石の上にも3ヶ月
僕が最初に勤めた会社の社長がよく言っていた言葉は
「何事も3 年は続けろ。じゃないと本質が見えてこない」でした。
僕の身の周りにもこういった考えの人が多かったです。
確かに 3 年経験したら仕事が最適化されてきます。
余裕ができたら視野も広がり、本質が見えてくることもあると思います。
しかし僕から言わせると
人生で働く期間が 45 年以上だとすると、3 年間はその 1/15 以上を占めます。
やりたくないこと、向いていないこと、
稼げる見込みがたたないことに時間を割くのはもったいないと思いませんか。
会社の人はすぐに辞められたら困るので 3 ヶ月間は耐えろとは絶対に言いません。
努力することが努力と思わない仕事をさがそう
最後に要点をもう一度書いておきます。
- 本当の自分を偽るな
- 誰しもが高いコミュニケーション能力を必要ないことを知る
- 努力が苦にならない仕事を選べ
- 仕事が向いていなければ 3 ヶ月で見切りをつけろ
プログラミングは僕にとってようやく見つけたコスパが良すぎるものでしたが、
他の人にとってもそうだとは限りません。
もっと自分と時代に合った仕事が見つかったら、僕はまた乗り換えるかもしれません。
そうやって出来る限りのストレスを減らして、自由に生きていく方法を探しています。
フリーランスになったとき、
ラーメン屋時代の倍ぐらい稼いで初月で借金を返せました。
そのあたりもそのうち記事にしようと思います。
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