Web開発の新人・未経験でも必須スキル3選(プログラミング以外)

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こんにちは。タクマ™ [@suwaru_blog] です。

プログラミング勉強中だけど、果たしてこれだけで仕事になるのかな…

今回、そのような悩みを持たれている方に、現役エンジニアの僕がお答えします!

Web 開発の新人・未経験であっても、
「これぐらいはできるよね?」と期待される必須スキル 3 選を解説します!

プログラミング以外のスキルも必要だという事実

Web 系のプログラミング基礎学習において、以下の項目は重点的にやってください。

  • マークアップ言語
    • HTML
    • CSS
  • プログラミング言語 (フロントエンド)
    • JavaScript
  • プログラミング言語 (バックエンド)
    • 下記のいずれかがオススメ 
    • PHP
    • Ruby
    • Python

そして残念なお知らせですが…
実際の開発現場において、上記の学習だけでは必要最低限のスキルにはまだ足りません。

Web 開発ができる ≠ プログラミングができる

プログラミングはあくまで Web 開発を進める上の一要素です。

システム開発の現場が未経験だった僕は当時、

「フレームワーク使った基本的なプログラムさえ書ければとりあえず即戦力でしょ」

と思っており、見事に洗礼を受けました…

プログラミング基礎学習のキャッチアップは簡単

たとえば「プログラミング 勉強」とかでググれば、
プログラミング基礎学習についての情報を簡単に得ることができます。

Progateドットインストールのような動画学習サイトがオススメです。

Web 開発に必要なことを網羅的に教える時間はない

プログラミング言語の基礎はネットで簡単に調べられるものの、
実際の開発において、他にどういうスキルが必要かフォローアップしていないことが多々あります。

教える側は多分こんなことを思っている

  • すべてを網羅的に授業する時間はとれない
  • あとの知識は現場で必要に迫られて覚えればよい
  • 他に教える内容があまりに地味だからお金をとりにくい

プログラミングの基礎だけ教えてあとは放置プレイ問題

実際、初学者に他の多くのことを伝えても頭がパンクしがちです。
なのでプログラミングに絞って教えるのは合理的ですが、終わったあと道標を失うのは問題です。

自分が足りていないスキルを認識する

そこで、自分が足りていないスキルの存在を知り、なるべく早めに手を打っておきましょう。

現場で「なにそれ!はじめて聞いた!」が多すぎると、苦労したり恥をかくだけです…

「使える」エンジニア認定を受けるためには?

使える」エンジニア認定を受けると、早い段階で良質な案件・高単価にこぎつけます。
強いては、色々な現場で「使いまわせる」スキルが必要になります。

スキル習得には時間がかかるので、計画的に効率よく学びたいところです。

「あとの知識は現場で必要にせまられてから覚えればよい」

という論調は不親切と思います。手を打つのが遅れてしまうので。

WEB DEVELOPER ROADMAP
自分は次に学べばいいんだろう?
その道標として WEB DEVELOPER ROADMAP というものが公開されています。
こちらを辿ってみるのもよいかと思います。
詳しい解説はこちらの記事で

必須スキル 3 選

前置きが長くなってしまいましたが、開発現場に入る前に押さえておきたいスキルを紹介します。

1. SQL

もしかするとプログラミング言語学習のとき、データベースを使った方もいるかもしれませんね。

MySQL または PostgreSQL というデータベースは開発現場で頻繁に使われます。
少なくともどちらかを使ったシステムを作ってみましょう。

新人テスターであっても SQL は書かされる

僕がはじめて開発現場に入ったときの役割はテスターでした。
プログラミングはやらせてもらえないけど SQL だけは書いていました。

SQL でどんなことをするの?

テスターの作業内容としては以下のようなものが多かったです。

  • テスト用データ作成
  • データベースからテスト結果を抽出

テスターだけという役割は人生を消耗するのでやるべきではありませんが、
そんなテスターでもデータベース周りは触ります。SQL の文法はマストです!

2. Linux コマンド

開発をしていると頻繁にサーバの中に入るので Linux コマンドを打てるようにしましょう。

サーバアクセスなんてだいぶ先のことだと思っていたら、
自分の開発環境つくるのに Linux の知識が必要だったりもします。

手っ取り早くコマンドの練習がしたいなら

わざわざレンタルサーバを借りる必要はありません。

あなたが Mac ユーザであれば
Terminal アプリを起動してください。Mac をコマンドで動かせます。
あなたが Windows ユーザであれば
Tera Term というソフトで Linux 環境 (ローカル開発環境など) にアクセスしてみてください。

何ができたらいいの

普段 PC のマウス操作で行っていることをコマンドでやってみましょう。
以下のような操作ができればいいと思います。

  • フォルダの中を移動する
  • ファイルの中身を覗く
  • ファイルのコピー、削除をする
  • Vim や Emacs でファイルの編集をする

Vim / Emacs

コマンドラインで起動するエディタも触れた方がいいでしょう。
サーバ上でちょっとしたファイル修正や確認をしたいときに使います。

僕は Emacs 推しですが vim の方が使う機会は多いので、vim から触るのがいいでしょう。

普段使いのエディターの操作を変更してみる

Visual Studio CodeAtom といったモダンなエディターは便利です。
操作を vim 風、Emacs 風に変更するプラグインがあるので、そこから慣れるのもよいでしょう。

当サイトの Emacs 解説記事

3. Git コマンド

作成ファイルは Git コマンドを使ってバックアップをとったり、昔のバージョンと比較したりします。
また、手元ですぐ別バージョンに切り替えることもできます。

Linux コマンドの知識が前提となるので、先にそっちの操作に慣れておきましょう。

SVN はやらなくていい

レガシーシステムの現場だと SVN というバージョン管理システムを使っています。
こちらは現在の主流ではないので Git を抑えておくだけで大丈夫です。

タイピングゲーム

僕は完全未経験でこの IT 業界に入りました。
当時はブラインドタッチもできなかったので、よくタイピングゲームをしていました。

そんなとき Linux コマンドや Git コマンドのタイピングゲームを見つけました。

これで「どんな名前のコマンドがあるのか」も知ることができました。
タイピング速度も上がって一石二鳥!おすすめです。

お仕事ください!

僕が代表を務める 株式会社 EeeeG では Web 制作・システム開発・マーケティング相談を行っています。
なにかお困りごとがあれば、Twitter DM や Web サイトからお気軽にご相談ください。

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